こんにちは、ひいたです。
今回はこまきときこさんの「つれづれ語学日記」を紹介します。
この本の著者であるこまきさんは試験を目的とせず、趣味として英語やドイツ語などを学んでいます。
勉強しているというより趣味として楽しんでる。
資格のためとかではなく、生活の中に語学学習が溶け込んでる感じです。
今回はこの本を通してどうやって日々の生活の中で「言語学習」をしていけるか、楽しめるかということを考えていきたいです。
言語4技能の比率
こまきさんは主にPODCASTを利用して、散歩や通勤中、または家事をしてるときに耳で聴いてる時が多いようです。
言語学習をしている皆さん。
この聴く・読む・話す・書くのバランス、いかがですか?
これを「言語4技能」と言うようです。
この4技能をバランスよく鍛えると良いという意見もあります。
私は「読む」の比率が多いように思います。
読むこと
私は英字新聞や洋書を読むのが好きです。
以前は英字新聞の「alpha」を購読していました。
洋書は、現在ではオンラインで手に入りやすくはなりましたが外で読みづらいという難点がありました。
ぶ厚いし、「あの人洋書なんか読んじゃってる」感がどうも気恥ずかしくて…
でも!
今はKindleという存在があります。
これならどこでも持ち運べて、周りから何読んでるかバレない。
付き添い入院中にも、お出かけのときにも、仕事の休憩中にも。
今では欠かせない存在になっています。
話すこと
一方「話す」はほとんどできていない状態です。
こまきさんはオンライン英会話を受けてるようですが、私はまだ手が出せません…
だってこわいんですもん
こまきさんも一度オンラインレッスンが嫌になってます。
自分の言いたいことが言えない、相手の言ってることがわからない、でも聞き返せない…
沈黙の時間が多くなって自己嫌悪になっていました。
私もきっとそうなるでしょう笑
でもこまきさんは諦めずにカンペを用意したり、時には嘘をついたりでその状況を乗り超えました。
でもそれでいいんですよね。
カンペを作るために調べるじゃないですか。
で、実際に使う。そうすることで身につきます。
そうやってこまきさんは話せる言葉を増やしていきました。
書くこと

私もこまきさんもこの「書く」ことが最も少ないようです。
なかなか日々の生活でゆっくり椅子に座ってノートを広げる勉強はできませんもんね。
仕事や子育てをしていると「ながら勉強」が多くなります。
むしろそうしないと一日の中で勉強時間を見つけるってハードなんです。
でもこまきさんがTOEICに重点を置いてた頃は書くことも大事にしていました。(私も然りですが)
テキストとノートを開いて問題を解いてたものです。
しかし思ったように点数は伸びず挫折。
英語の勉強も楽しくなくなります。
こまきさんは英語への楽しみが薄れた頃、ドイツ語と出会います。
今までと全く違う言語を学び、だんだんと英語の良さにも気付けてまた勉強を再開しました。
「勉強」というか「学び」ですね。
聴くこと

最後に最も活用している「聴くこと」です。
今は便利な世の中で「耳学」できるツールが豊富です。
podcastもそうだしAudibleで気軽に本も「聴ける」時代です。
YouTubeをラジオ代わりに聞き流してもいいし、通勤中は耳から学ぶのはもう定番じゃないでしょうか?
仕事や子育てをしてるとこの「耳学」が重要になります。
いわゆるスキマ時間にどう学べるか、ですね。
通勤中もそうですが、洗い物してるとき・お風呂に入ってるとき・メイクをしてるとき…
日常生活の中でスキマ時間=耳が空いてる時間はいっぱいあります。
良い点数をとることが目的じゃない
私達はなんのために他の国の言葉を学ぶのでしょうか?
それはコミュニケーションをとるためだと思うんですよね。
同じ気持ちを共有したい、困っていたら助けたい…そのために他国の言葉を学び、意思の疎通ができるようになりたい。
私は現在韓国語の勉強をしていますが、そんな気持ちで学んでいます。
もちろん観光のため、いつか旅行に行ったときのために学んでる部分もありますが、そればかりじゃないように感じます。
推しの言ってることを理解したいという気持ちも「同じ気持ちを共有したい」ことになりますよね。
しかし昭和生まれの私にとって学校での英語教育は試験のための勉強だったように思います。
良い点数をとるため、試験に受かるために授業や補習を受けたものです。
でもそれで話す能力は伸びませんでしたよね?
これからは試験のための勉強じゃなくて、話すこと・聞くことに重きをおいて言語学習を楽しんでいきたいです。