こんにちは、ひいたです。
最近は読みたい本が多すぎて、何冊も同時進行で読んでいます。
同じタイミングで読み終わることも多いので、こらからは本レビューが続いたり多めになりますのであしからず。
ダウンシフターズとは
今回は高坂勝さんの「減速して自由に生きる-ダウンシフターズ-」を紹介します。
収入や出費を減らし、仲間や手作りのものを増やす生き方を実践する人々をダウンシフターズと呼びます。
朝早く起きて通勤電車に乗って、夜遅くまで働き家に帰ってから何もする気が起きない。
力尽きるように寝て、また朝が来て毎日同じことの繰り返し。
そうではなくて、自分がやりたい仕事を無理のない範囲でやる。
生活に必要なお金だけ稼いで無理して働かない。
著者はこのような生き方を実践しています。
最近はこうゆう働き方、生き方に興味があるのか似たような本ばっかり目に入ってきます。
自分の時間を取り戻す
現在私は月曜から金曜の9時から18時、みっちり働いています。
(まぁ子どもの予定が入れば休んでますけど)
自分の時間といえば朝早く起きて確保しています。
それでも好きな仕事なので苦ではないのですが、
もう少し家族のことを考えて仕事量を減らしてみてもいいのかも…とも思います。
著者は大手企業のサラリーマンでしたが、30歳の時に退職し日本や世界をまわる旅に出ました。
そして2004年、池袋駅から徒歩10分の住宅街に居酒屋「たまにはTSUKIでも眺めましょ」をオープンします。(以下たまTSUKI)
おもしろい名前ですよね。
たまには月でも眺められるくらい自分の時間を取り戻そう
そんな想いから作られました。
完全セルフビルドで温かみのあるお店は6.6坪の小さい店舗なので、必要ないものは極限まで排除されています。
たとえばお湯はやかんではなく鍋で沸かしいますし、
掃除機は場所をとるし出すまでの手間がかかるので、さっと出せるほうきを使用しています。
もっと休む
たまTSUKIは週休3日、一日5〜6人のお客さんが入ればいい計算で営業しています。
儲けすぎないことをモットーとされているので、余計な宣伝はしません。
そんな中田んぼで米を、畝で大豆を育てることも始めます。
作った大豆で味噌をつくりお店で提供しています。
著者は「半農半X」というライフスタイルを提案、実践しています。
Xは仕事の種類です。
半分農業で自給自足を、半分ライターでもいいですし事務員でもいいです。
農業をしながら何か別の仕事をするという生き方です。
つまり著者は半農半居酒屋のオヤジをしています。
自給自足…私も憧れます。
実際ウチにも畑があって、今は母が管理していますがいずれは私が引き継ぎたいと思っています。
あ、家族で食べれる分だけの野菜を育てています。
庭もあるのでそちらの管理もしたいです。
今の仕事をしながら週末に畑や庭仕事をするというのもできなくはなさそうですが
私はもう少しゆとりが欲しいです。
平日フルタイムで仕事をして土日畑仕事はちょっときついかなぁ….
現在はたまTSUKIを閉店し、千葉県匝瑳市にて自給と移住を斡旋するNPO SOSA PROJECT を発足します。
(2024年現在も進行中)
自分にとっていらない、無駄なものを減らして好きな仲間やことを増やしていく。
そんなダウンシフトしていく仲間は今もどんどん増えています。
家族が健やかに過ごせるだけのお金があればいい。
低収入でも食べてさえいければ…
それも分かるし憧れる生き方なのですが、やはり子供がいると不安ですよね。
子供は将来、というか近い未来どういう選択をするか未定だからです。
高卒でどこかに就職するかもしれないし、大学に行きたいと言うかもしれない。
習い事や塾に通いたいと言うかもしれない。
そんな時のために私はまだ減速できないなぁとも思うのです。
理想の生き方
皆さんは「横出世」という言葉をご存知でしょうか?
会社での労働以外に、家庭、地域活動、市民活動、趣味活動で、
必要とされる存在になることを示す言葉だそうです。
会社以外にも自分の存在価値を見つけて、そちらでも活躍する人は、
出世のいかんにかかわらず、老後を幸せに過ごせる場合が多いそうです。
第9章より
私の現在力仕事なので、何歳まで働けるか未定です。
好きな仕事なので身体の動く限り続けたいですが、未来のことは分かりませんよね。
理想としては、現在の仕事量を減らして
在宅の仕事もしつつ「横出世」できたら…と考えています。
みなさんの理想の生き方はなんですか?