こんにちは、ひいたです。
もう11月半ばですよ。今年はあっという間に寒くなった気がしてますが、皆さんはどう感じてますか?
私の中で秋・冬って寒いし、暗くなるのが早いしで嫌いな季節なんです。それになんだか寂しく感じませんか?周りが暗いからなのか気分が落ち込みがちです。
でも私は12月に誕生日があるし、雪を見るのは好きなんですけどね。
毎年そんな矛盾してる気持ちで過ごしてましたが、気分が落ち込むのには理由があるみたいなんです。
Contents
秋に気分が沈む理由
日照時間が短くなるから
秋は日が暮れるのが早くなって、太陽の光を浴びる時間が減ります。
太陽光には「セロトニン」っていう“幸せホルモン”を増やす働きがあるので、光が少なくなるから自然と気持ちが落ち込みやすくなるんです。
“季節性うつ”っていう言葉もあるくらい!
東洋医学では「秋=肺と悲しみの季節」
東洋医学では、秋は「肺」と関係していて、感情では「悲しみ」とつながってます。
乾燥した空気が肺に負担をかけると、呼吸が浅くなって、気持ちも沈みやすくなるんです。
だから深呼吸を意識したり、のちほど紹介しますが白い食べ物(大根・梨・豆腐など)をとると肺のケアにもなります。
夏の疲れが出る時期
夏に頑張りすぎた体が、気温の変化で一気に疲れを出すのも秋。
自律神経が乱れやすく、体がだるくなると気持ちまで元気が出ない…ってこともあります。
確かに季節の変わり目は朝晩と日中の寒暖差が激しく、その差に着いていけませんもんね…そりゃ身体もびっくりします。
「変化の季節」だから心も揺れる
秋は自然も人の心も“移り変わる”時期。
木々が葉を落とすように、私たちの中でも「手放す」ことがテーマになってきます。
ちょっと切ない気持ちになるのは、心が次の季節に向けて整理しているサインかもしれませんね。

東洋医学×vegan的思考で養生する
そんな気分も沈みがちな季節だからこそ、心と身体を労ってあげることが大事です。
オススメの食材
11月は、「肺」を潤しつつ、冬に向けて「腎」を補う食材を意識して取り入れるのがおすすめです。
・梨、柿、びわ 豊富な水分で「肺」を潤し、咳や痰を和らげる(ただし寒性なので、冷えやすい人は加熱するか温性の食材と合わせる)
・銀杏、落花生 「肺」に潤いを与え、咳や喘息症状を和らげる。
・白きくらげ、松の実 粘膜や肌に潤いを与え、乾燥対策に効果的。
・もち米、はちみつ 身体を潤し、胃腸の働きを助ける。
冬に向けて「腎」を補おう
東洋医学において人とは「生命エネルギーの源」
成長・老化・生殖・ホルモンバランス・骨・髪・耳・泌尿器系など全てに関係しています。
冬は腎も弱るので、それを補う食材を摂りましょう。
・黒ごま、黒豆、黒米、海藻類 「腎」の働きを助け、生命力を高める(黒い食材は「水=腎」の色)。
・クルミ、栗 腎を補い、体を温め、足腰の冷えやだるさに良いとされる。
・山芋(長芋) 消化吸収を助け、精力をつけ、「肺」と「腎」の両方を補う
動より静の季節

「肺」の季節だから深呼吸、瞑想、緩いストレッチ、朝の空気を吸ってゆっくり呼吸するだけでも気の巡りが整います。
動物性を控えるのもそうですが、自分に優しくなる時間を作ることが大事です。
例えば温かいお茶を入れて一息、夜はスマホより読書、お風呂にゆっくり浸かる…
この時期は頑張ることをやめて休むことに重点を置いてみてはいかがでしょうか?