こんにちは、ひいたです。
今回は枡野俊明さんの「放っておく力」から会社の人や子供、男との関係を考えてみたいと思います。
Contents
様々な場面でどう付き合うか
職場での人付き合い

職場には色んな人がいますよね。
特に30代、40代の中間管理職的な立場は、間に挟まれ、日々苦悩しているのではないでしょうか?
上司と部下に挟まれ、どっちにつくでもなくその中間をうまく漂わなくてはいけません。
でも、どちらかといえば上司の言う事聞いてたほうがラクなのでしょう。
そうすると部下から冷たい目で見られるしな…メシでも奢って話聞いてやるか!
なーんてことしなくてもいいんです。
最近の子は会社の先輩とメシは行かないようです。
そういった意味では若い子たちのほうがドライです。
「他人を気にしない」
「他人に振り回されない」
この姿勢が重要になります。
自分のやるべきことだけに没頭して周りを気にしない。
上司のことも、部下のことも考えなくていいんです。
で、周りからなにか相談を受けたときは聞きましょう。
子どもとの向き合い方
一番難しいかもしれません。
なんせ「他人」ではないんですもん。自分が生んだ子、他人とは思えないでしょう。
でも「自分ではない」人なのです。
自分とは同じではない考えを持って、いつかは親から離れて暮らさなきゃいけません。
言うことを聞かせようとか、「こんな大人になってほしい」とか期待したりとかしないほうがいいです。
生まれたときからもう「自分ではない人」なのです。
でもおむつを変えたり、一緒に寝たり、成長していく姿を見ていくとだんだん感情移入したり、まるで我が子が「もうひとりの自分」のように思えるときもあるかもしれません。
自分が叶えられなかった夢を子供に託したり、子供がなにかに挑戦しようとしてるのに挑戦する前に「危ないからやめなさい」と阻止しようとしたり、手助けをしちゃう。
そうではなくて子供の成長を「見守る」姿勢で子どもと接していきたいものです。
そんな私もつい手を出したり口を出したり…
パートナーとの向き合い方

冒頭で「男との関係」と書きましたが、現代では男に限定はできませんよね。すみません…
「パートナー」に変えさせてもらって話を進めます。
パートナーとの付き合いにおいても「放っておく力」は重要です。
あなたはパートナーの行動にいちいち心配になったり不安になったりしていませんか?
それはあなたがパートナーに執着しているからです。
パートナーのことを気にしちゃってるんですね。
「LINEの返信がない…」
「てか既読がつかない…」
「今何してんだろ」
「飲み会に行くって言ってたけど誰とだろ」
なーんて事を考えていませんか?
それが執着です。
相手のことを気にしてるからいちいち心が動かされてるんです。
そうではなくてもっと自分にフォーカスしてください。
考えるのは自分のことです。
パートナーも「自分ではない人」です。
パートナーにはパートナーの考えがあってあなたが気にすることではないのです。
相手のことは気にせず自分がやるべきことに集中しましょう。
ご縁を考える
私が心に刺さったのは「ご縁」の話です。
生きていればたくさんの人との出会いや別れ、良いことも悪いことも起こります。
それはすべて「縁」が関わっているのです。
縁とは物事のつながりや、人と人との関係を表す言葉です。
仏教的においては「ある結果を生じる間接的な原因」とあります。
何事も「縁」で考えてみれば気持ちがラクになるのではないでしょうか。
私はバツ2ですが、これも縁だと考えています。
一人目の夫とも2人目の夫とも、出会えたのはなにかの縁。
この夫たちに出会えたから子どもたちもいるし、今の私がいる。
そう考えると今まで出会ってきた人たち、今まであった出来事はなにか意味があったんだと思えてきませんか?
自分の人生に起こることすべてに意味がある。
それはすべて縁が関係してて、無意味なことなんてないのです。
深く考えなくても流れに任せて進めばきっと良い方向にたどり着きます。
過去や未来を考えず、今やるべきことを適度に放りながら淡々と進める。
こんな感じで生きていきたいものです。