こんにちは、ひいたです。
今回は長倉顕太さんが書かれた「移動する人はうまくいく」を紹介します。
Contents
長倉さんって?
長倉顕太さんは大学卒業後職を点々としたあと出版社に転職し編集者としてベストセラーを連発されました。
独立後はホノルルやサンフランシスコに拠点を移してほんのプロデュースや教育事業に携わっています。
海外に拠点を移す…成功者って感じですね。
でもこの方、なにがすごいって行動力がハンパない。
東日本大震災をきっかけにハワイの移住を決め、借金までしてビザを取得。
でも英語が話せず仕事は日本でしていたそう。
お金もないのにハワイと日本の二拠点生活なんてできるんですか?
長倉さんはなんとか乗り切ったそうですがどうやったんだろ…そこら辺は書いてなかったで分かりませんが、どーにかなるもんなのかな。
で、出版社にお勤めだったため成功法則本と言われるものを何冊も読んできた長倉さん。
「家賃の高いところに住め」という法則が成功者の中であるらしく、長倉さんも実践していたそうです。
1年に1回は引っ越しして、家賃もどんどん高くなっていった。
でも「お金がないので引っ越しできない」というのは言い訳であって「引っ越しすらできない者は、人生が変わらない」と思ってるそうです。
マジか…
人生は行動がすべて
高校デビュー
「環境→感情→行動」
まず移動して環境を変える。
そうすることで感情つまりその人のキャラクターが変わり行動が変わるというのです。
キャラクターが変わるってわかりやすく言うと「高校デビュー」ですかね。
中学まではメガネで芋っぽかったけど、高校入学をきっかけに新たな自分になるんだ!って思ってませんでした?
私もそのひとりでした。
高校に入ると(同じ中学の子もいましたが)ほとんど友達はリセットされるので、今までの自分を知ってる子は少なくなる。
コンタクトデビューして、メイクもして新しい人間関係を築こう!なんて考えていました。
実際はそんな華々しい感じではありませんでしたが…
でも新しい友だちもできて、中学ではどちらかというと陰キャでしたが高校では陽キャのグループに入れて(たのかな?)恋もして、楽しい3年間を過ごすことができました。
上京してよかったこと
あっという間にときは過ぎ卒業の日を迎えました。
卒業文集にクラスメイトからひとこともらい、担任の先生からのメッセージに衝撃を受けました。
「井の中の蛙になるな」
は?
18歳の私は祖のときなぜかムカついたんですよね。
私が狭い世界で生きてくと思ってんのこの人、みたいな。
完全に勘違いしていました。先生ごめん。
大学は東京の方に決まっていたので、上京していろんな世界を見てやる!なんて思っていました。
一人っ子のひいたは、親から地元の学校を薦められていたものの地元になんかいたくなくて
「絶対出てってやる!戻ってくるか、こんな田舎」
って思っていたんです。
そして大学でまた新たな人間関係を築き、地元じゃできなかった夜遊びもしてバイトもして
良いことも悪いことも経験できました。
ここには書けないようなことも経験でき、地元にいたんじゃ出会えなかった人とも会えて、今では大学に行かせてくれた親に感謝しています。
離婚を経験する
横浜で就職した私はその会社の上司と結婚します。
しかしセックスレスのため若いひいたは我慢できず(他にも色々ありましたが)離婚の決意をしました。
当時3歳の長女を連れて地元に戻り、保育園の手続き・離婚の手続き・仕事も見つけ毎日慌ただしく過ごしていました。
で新しい就職先で元夫②と出会い再婚しますが、モラハラ・姑からのいじめ等ありまた離婚を決意します。
子ども3人連れてまた地元に戻り離婚の準備を進めます。
その間長男の入院があり毎週病院と家を行ったり来たり。
調停離婚だったため家庭裁判所にも何回も行きました。
そして今子どもたちと穏やかに暮らせています。
行動を起こすことは重要
今の生活があるのも親の力も大きいですが、すべて私が行動に移してきたからです。
別れたいんだけど子供のことを考えるとな…
地元に戻ったらなんか言われるかな…
私が我慢すればいいんだ…
そんなことは考えません。
子供のことはもちろん考えますよ?
例えば名字が変わって子どもが周りからなにか言われるのが気になるんだったら変えなければいい。
そもそも名字が変わっただけでいじってくる子って今時いるのかな?
そんな気にしてない気がしますよ。
周りからどう思われようが自分と子どもを守ることが一番重要だと考えています。
人生の豊かさとは
選択肢の多さ
「1つの場所に定住するから選択肢が減って不幸になりやすい」と著者は言ってます。
家族ができたらマイホームを買う、これが一人前になった証のようですが、これが問題だそうです。
家族がいてマイホームがあったら、どんなに辛いことがあっても住宅ローンのことを考えて会社をやめれず病んでしまう。
毎日イライラして、鬱になって最悪自殺してしまうかもしれません。
そんな人生嫌ですよね。
もしマイホームではなく賃貸に住んでて引っ越しするとか場所を変える選択ができたとしたら…
必ずしも新築マイホームを持つことが人生の成功・幸せではないのです。
年下の知人
定住するということはつまり職を変えない、人間関係を変えないということです。
いつも同じメンバーとつるんでる。
そうなると価値観が狭くなり、古くなり、人生がつまらなくなると著者も言っています。
特に年下の知人というのは意識して作らないとできないみたいです。
無意識のうちに自分と年が近くて価値観が近い人に寄っていくんですって。
意識して自分とは違う人たちと関わる。
そうすると人生はいつも新鮮なものになるようです。
新しい人間関係を作るということは高校デビューのときも然り、重要なのはわかります。
新しい人間関係を作って自分をアップデートしましょう!
悩まない、迷わない、反省しない
「悩んだり迷ったりするのは時間の無駄、人生を無駄にしている」
これは長倉さんがアメリカ在住時、ブラックジャックというギャンブルで生計を立てていたときの話です。
ゲームのはすごいスピードで進むので、悩んだり迷ったりしている暇はないそうです。
反省もする暇もなく次のゲームが始まるのです。
これは人生も一緒ではないでしょうか?
生きていれば進路に悩むこともあろでしょう。
この人と結婚していいのか悩んだり、迷ったり。
振られたら私のどこがダメだったんだろうと悩んだり、反省したり。
そんなことしてる間に次のゲームは始まります。
悪いことしたら反省するのは当たり前ですが、そうでなければ反省もする必要はありません。
見切り発車でいい
そしてこれが一番重要な心構え。
何をするにも見切り発車くらいがちょうどいいということです。
なにか行動を起こす前にあれこれ考えすぎて動けなくなるなんて本末転倒です。
例えば旅に出るとして荷物や航空券の準備は必要不可欠ですが、旅先で怖いことがあったらどうしようとか考えすぎたりしてないで旅が決まったらパッと行ってしまえばいいんです。
後のことは現地についたら考える、くらいでいいのではないでしょうか?
仕事についてもそうで、転職しようと考えているけどなかなか踏み出せない。
私が抜けたら他の人に迷惑がかかっちゃう
転職先の人間関係が不安…
色々心配してしまいますよね。
そうではなくて転職の気持ちが決まったら転職先をパッと決めてサクッと今の会社を辞めればいいのです。
なーんて簡単にはできませんが、自分が辞めたあとのことは考えないほうがいいです。
あなたがいなくても会社は動きます。
その先は偉い方たちが考えることであって、あなたが考えることではありません。
あなたは自分の幸せのことだけ考えればいいのです。
感想
とにかく著者の行動力のすごさに圧倒されました。
こんなにスパッと動けたらどんなに気持ちいいだろう…
うらやましいなあと思います。
引っ越ししたり、職を変えたりということはなかなかできませんが、行動を起こすことは重要です。
そして「悩まない・迷わない・反省しない」は共感できます。
離婚する際そこまで悩まず行動にうつせたから今の幸せがあると思っています。
子どもたちの将来・お金のことなどなど考えて悩みすぎていたら離婚できなかったかもしれません。
見切り発車でもいい、
人生は短いです。
悩んでないで、サクッと行動にうつしましょう!