本レビュー

【本レビュー】超ミニマル・ライフ

こんにちは、ひいたです。

今回は四角大輔著「超ミニマル・ライフ」を紹介します。

ミニマルといえば「ミニマリスト」しか思い浮かびません。

部屋がきれいで、なにも置いてないイメージ。

しかし私はその真逆です。

私も私の母も片付けが苦手で、リビングなんて荒れ放題。

子供がいるのを言い訳に約3年この状態です…

でもこの本はいわゆるミニマリストになるための本ではありませんでした。

生活のすべてにおいて軽量化

思い込み、体、食事、脳疲労とストレス、人間関係とコミュニケーション、お金と働き方

著者はこの6つの軽量化を勧めています、というか実践しています。

以前ご紹介した「ダウンシフターズ」の最強版でしょうか。

著者の四角大輔さんはソニーミュージックに入社されて、様々な大物ミュージシャンを育てたお方です。

2010年に安定を捨てて、以前から考えて計画していたニュージーランドに移住。

現在は妻子と自給自足生活を楽しんでいます。

⬆私の憧れる自給自足生活!

四角さんの提唱される超ミニマル・ライフとは

「どうでもいいことに注ぐ労力・お金・時間を最小化して、あなたの可能性を最大化する」

ための合理的な人生戦略のことだそうです。

そして以下のことも定義づけています。

超ミニマル・ライフ三原則

①体・脳・心の負担を最小化して「パフォーマンス」を最大化する

②仕事と家事を超時短して「自由時間」を最大化する

③お金・仕事・人間関係の不安をなくして「幸福度」を最大化する

この三原則に基づいて私なりに考えてみます。

体・脳・心の負担を最小化

ストレスは体・脳・心すべてに影響があります。

まず体ですが、疲労が蓄積されるとなにするにもダルくなりますし

無理して働きすぎると健康を害することもあります。

脳は睡眠障害を起こす可能性があります。

そのうち心が病んでうつ病を発症してしまうかもしれません。

なので体・脳・心すべて、つまり自分をいちばん大事にしなきゃなのです。

自分が壊れたら、他者になにもできません。

これはわがままとか自己中と違うんです。

自分が自分のままでいられるように、最大限のパフォーマンスができるように

自分に投資をするというのも大事なんだと学びました。

仕事と家事を超時短

社会人は何かと忙しく、自分のやりたいことをやっている時間はありません。

でも、はたしてそうでしょうか?

私の場合ですが、3人育てて9時から18時まで仕事して、家に帰ってからも怒涛の家事が待っていて

あっという間に寝る時間。子どもが寝たあとになにかやりたいと思っても一緒に寝落ち…

なんていつものことです。

だから私は朝活することに決めて3時に起きます。

(最近は一緒に起こさないと激おこの息子がいるので4時にしてますが)

子どもと一緒に寝てしまって「あー!何もできなかったあー!」とイライラするぐらいなら

いさぎよく子どもと一緒に寝て、そのぶん朝早く起きて自分のしたいことしよう。

仕事の休憩時間もブログの構成ねったりxやインスタ投稿したり読書したり。

家に帰ってからも無駄にインスタ見てる時間があるのでリサーチや参考にしたい投稿を探しています。

と、これはあくまで完璧に理想通りにできた場合ですが、このような一日を目標にしたいと思っております。

そう、時間は自分で作るもんなんです。

私もまだまだ無駄にスマホ見てる時があるので、気をつけていきたいです。

お金・仕事・人間関係の不安をなくす

この中でいちばん心配なのはお金です。

仕事も人間関係も自分でコントロールできます。

でもお金だけは自分でどうにもできません。

そりゃ働いてお給料をもらうことはできます。

今の仕事がダメでも何かしら仕事はあると思っています。

心配なのは子供にかかるお金です。

これからどこに進学するのか、学用品で必要なものがあれば買ってあげたいし、

習い事も本人の希望があればさせてあげたい。

子どもの将来にいくらかかるか未知なのでそこが不安です。

ま、すごい金持ちじゃない限り皆さんそうですよね。

その不安は私の場合なくなりはしないと思いますが、お金とうまく付き合いつつ

子供も自分も大事に暮らしていきたいです。

MoreよりもLess、BigよりもSmall、FastよりもSlow

冒頭でも触れましたが、この本には「思い込み、体、食事、脳疲労とストレス、人間関係とコミュニケーション、お金と働き方」

を軽量化することを勧めています。

これって幅広くないですか?

こんな広い範囲のことについてこの四角さんは学ばれたんですね!

そこにまず驚きと尊敬の念を抱きました。すげー!って。

それでもこのミニマル・ライフを実践してらっしゃる。

でもいろんなものを軽量化して時間を手に入れ、最大限のパフォーマンスができて、幸福も高まるって素敵じゃないですか!

あれもほしい、これもほしいの20代30代でしたが

40代は今あるものを減らすということを実践していきます。

(今、働き方を変えていこうかなあと模索中です…)

ミニマリストってただモノを減らすばっかりじゃないんですね。

この世には無駄なものが多すぎる、そう気付かせてくれました。

いや、でもまずこの部屋を片付けることから始めます…

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