こんにちは、ひいたです。
ちょっと前からよく見るようになったワード「四毒抜き」
また新しい健康法が出てきたよーと特に気にしてはいなかったのですが、
40代に突入して若い頃とは体質が違ってきたことを感じてる今日このごろ。
勉強してみる価値はありそうです。
Contents
四毒抜きとは
「四毒抜き」とは、医師である吉野敏明先生が提唱しています。
小麦、植物油、乳製品、そして砂糖(甘いもの)の4つの食材や成分を避ける食事法を指しています。
健康維持や体調改善を目的とし、体への負担を減らしデトックス効果を狙う食事法として提唱されています。
小麦
いわゆるグルテンフリーですね。
小麦、大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質である「グルテン」を摂取しない食生活のことです。
これは、セリアック病と呼ばれる小麦アレルギーに似た自己免疫疾患の治療法として始まった考え方ですが、現在では健康志向の一環や体調不良の改善を期待して実践される人もいます。
セリアック病:グルテンを摂取すると小腸が傷つき、腹痛、下痢、倦怠感などの症状が現れる
グルテンを含む食品を避ける代わりに、米粉パンや米粉麺、野菜、芋類などを活用し、必要な栄養素を適切に摂取することが重要です。
食物油
吉野先生によると、精製された液体の植物油はどれも良くないとのこと。
パーム油はもちろん、オリーブオイルやごま油もです。
じゃあ何から油を摂れば良いのか。
吉野先生は食材そのものから摂るようにしましょうとおっしゃっています。
魚やナッツから、ということですね。
アボカドも脂質が多いです。
乳製品
牛乳やチーズ、ヨーグルトです。
乳製品を避ける理由は、その中に含まれる「ホルモン」や「飽和脂肪酸」が体調に影響を与える可能性があるからだそうです。
「え、豆乳もダメなの?」と焦りましたが、どうやら豆乳はOKみたい。
しかし大豆イソフラボンが女性イソフラボンと似ているためホルモンバランスを崩す可能性があるとか。
大豆は身体を冷やす効能があるので飲み過ぎは避けたほうが良さそうです。
砂糖
砂糖を抜くことで、血糖値の急激な変動が抑えられ、疲労感やイライラの軽減、眠りの質の向上、集中力の改善などが期待できるとされています。
砂糖の取りすぎは血糖値乱高下を起こしますし体調不良の原因になります。
そしてその依存性も危険ポイントです。
砂糖は「マイルドドラッグ」と呼ばれるほど依存度が高いのです…
油に注目してみた
吉野敏明氏が提唱する「四毒抜き」において、油は基本的に液体になっている植物油すべてを避けるべきだとされています。
これには、オリーブオイルやごま油、亜麻仁油なども含まれます。
では、代わりに何を摂取するのかというと、吉野氏は食材そのものに含まれる油分を摂ることを推奨しています。
摂取が推奨される油分
- 魚の脂:特に青魚(サバ、イワシ、サンマなど)に含まれるDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸。
- ナッツや種子類:くるみ、ごま、アーモンドなどに含まれる油分。
- 大豆製品:豆腐、納豆など。
- アボカド:良質な脂質が含まれています。
なぜ液体植物油を避けるのか
吉野氏の考えでは、精製された液体状の植物油は、製造過程で変質し、体内で炎症を引き起こしたり、血管や神経に悪影響を与えたりする可能性があるとされています。
油使わないで、じゃあ煮物ばっかり食べるの?
いいえ、そういうわけではありません。
油がなくても炒め物や卵焼きができるようですよ。
実際やってみる
あいにく我が家にはテフロン加工バッチリのフライパンではなく、使い込んだフライパンしかありません。
でも以前油無し納豆チャーハンを作ってみたんです。
水を少々油代わりに入れて、野菜を炒め、納豆も軽く炒め、ご飯を投入。
醤油で味付けして完成です。
なんと簡単!手間なし!
感動したのは洗い物の時です。
油を使ってないので、するりと汚れが落ちます。
環境保全の観点からも、油無し調理は良いのではないでしょうか。
自分にできる範囲でやってみよう
まぁ、がっちり四毒抜きをやるってのはちょっと尻込みしてしまいます。
四毒の中で難しそうなのは油です。
私はココナッツオイルが好きなのです。
あの香りを嗅ぐと南国気分、テンションが上がるのです。
自分の気分が上がるものを抜くということはできません。
いくら健康に良さそうでも完璧油は抜けない、そう思いました。
市販のお菓子にも小麦粉・砂糖・油は含まれています。
職場でおみやげに貰ったお菓子…食べちゃいますよね。
だから今の自分にできるとこだけ取り入れてみることにしました。
ゆるveganでもそうですが、なんでも完璧にしないことです。
なんでも「自分のできることから始めてみる」ことが大切なのではないでしょうか。