ライフスタイル

ゆるveganな生き方①

こんにちは、ひいたです。

いきなりですが私はゆるveganなライフスタイルをしています。

一般的にいうとフレキシタリアンというのでしょうか。

完璧にveganではないけれど、できるだけ植物性食品を摂るように心がけています。

今回はそんなライフスタイルの提案をしていきたいと思います。

フレキシタリアンの理由

それは健康のためとか環境のため、というのもあるけれどもっとシンプルな理由です。

私たちはなんで動物を食べるんでしょうか。

昔から食べてきてるから?

おいしいから?

でも犬や猫はペットとして、家族の一員として大事にしますよね?

なのに牛や豚は食べる…

マクロビと出会う

私が動物を食べるのをやめようと思ったのは約20年前、脳梗塞になったのがきっかけでした。

詳しくはこちらに書いてあるのでご覧ください。

こちらに書いてある通り、はじめに出会ったのはマクロビオティックという考え方でした。

そこからだんだん続けるのが難しくなって一旦veganから離れました。

子供が生まれて、離婚して再婚して、また離婚して今に至ります。

私が食べたいものを食べたい

旦那がいなくなり自由になった私はまた動物を食べるのを辞めたいと思うようになりました。

たぶんそれは他人へ作る自炊から解放されたから。

結婚してたときは夫や義母のことを考えて料理していました。

まぁそれは当たり前のことなんですが、当時の私は他人からどう思われるかすごい気にしていたんです。

義母は盛り付け方とか料理の見栄えにうるさい人で、「数が少ない」だの「美味しそうに見えない」だの言われてきました。

離婚して解放された私は、もう他人の目を気にすることなく自由に料理してよくなったのです。

何を食べるか、どう食べるか自分の好きにしていいのです。

でも完璧自分の好きにはできません。

子供がいます。実母もいます。

私だけなら家で食べる分は100%植物性にしたい。

でもそうはいきません。

子どもたちは唐揚げやハンバーグが好き。寿司も大好き。

そんななか私だけの考えで家族も「動物性を辞めましょう」とはいきませんでした。

ゆるくいこう

そこで考えたのが「ゆるvegan」という食事スタイルでした。

完璧に動物性食品を排除しなくてもいいんじゃないの?と思ったわけです。

実際日本はまだまだveganやplantbacedに対応した食品が少なかったり、外食での選択肢も少ないです。

そんな日本で完璧にveganはできません。

なれるけど、食べるものが限られて楽しくなくなります。

楽しくなければ意味がない、そんな生き方は嫌だと思いました。

完璧を目指さなくていい、自分がやりやすいようにすればいいんだと。

それからは力を抜いて、「なるべく動物性食品をとらない」ことにしたのです。

動物性食品は悪いの?

私は「動物を食べたくない」という気持ちからveganを目指しましたが、他にも理由は環境のため、健康のため…などveganになる理由は人それぞれです。

では動物性食品のどこが問題なのでしょうか?

植物性食品にするメリットを紹介します。

健康面

まず生活習慣症のリスクを低減させる効果があります。

  • 心臓病・脳卒中: 動物性脂肪の摂取を控えることでコレステロール値を下げ、心血管疾患のリスクを低減します。植物性食品は食物繊維、ポリフェノール、良質な脂質を豊富に含み、血圧を正常化する効果も期待できます。
  • 糖尿病: 食物繊維が血糖値の急激な上昇を防ぎ、2型糖尿病のリスクを低減します。研究によっては、植物性食品中心の食事が糖尿病患者の血糖値を下げる効果が示されています。
  • 肥満・体重管理: 低カロリーで栄養価の高い野菜、果物、穀物、豆類、ナッツなどが中心となるため、満腹感を得やすく、肥満の予防や体重管理に役立ちます。
  • がん予防: フルーツや野菜などの植物性食品に含まれる抗酸化物質や食物繊維は、胃がん、肺がん、口腔がん、咽頭がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がん、乳がんなど、一部のがんのリスクを減少させる可能性があります。
  • 消化器系の健康: 食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整え、便秘の改善や解消に役立ちます。動物性食品の過剰摂取は腸内の悪玉菌を増やし、便秘を引き起こす原因となることがあります。
  • 栄養バランスの改善: ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維が豊富に摂取できます。植物性たんぱく質は消化吸収が穏やかで、アミノ酸濃度が長時間持続しやすいという利点もあります。

確かに食物繊維が豊富だからなのか、毎日快便です

環境面

  • 地球温暖化の緩和: 畜産業は温室効果ガスの主要な発生源であり、大量の水や土地を必要とし、森林破壊の一因でもあります。特に牛の飼育はメタンガス(CO2の25倍の温室効果があると言われる)を多く排出します。一方、植物性食品の生産は、温室効果ガス排出量を大幅に削減し、資源効率も高いため、環境への負荷を大幅に軽減できます。
  • 水資源の節約: 畜産は大量の水を必要とします。植物性食品の生産に必要な水の量は、動物性製品に比べて遥かに少ないです。
  • 生物多様性の保護: 大規模な畜産業は森林破壊を引き起こし、生物多様性を脅かしています。植物性食品中心の食生活は、より持続可能な食料生産システムを促進します。
  • 食料問題の解決: 動物性食品の生産には大量の飼料が必要であり、食料全体の生産効率を考えると、植物性食品にシフトすることで、より多くの人々への食料供給が可能になる可能性があります。

倫理面

  • 動物福祉への貢献: 動物性食品の生産過程における動物の搾取や苦痛を減らすことにつながります。植物由来の食品を選ぶことで、倫理的なライフスタイルを実現できます。

注意点

動物性食品から植物性食品へ完全に移行する場合(ヴィーガンなど)は、一部の栄養素(ビタミンB12、ビタミンD、鉄分、亜鉛など)が不足しやすくなる可能性があるため、注意が必要です。必要に応じてサプリメントの利用や、特定の植物性食品(キノコ類、海藻類など)を積極的に摂取することが推奨されます。

このように、動物性食品から植物性食品への移行は、個人の健康だけでなく、地球全体の環境、そして動物の福祉にも良い影響をもたらす多面的なメリットがあるんです。

我が家の場合

さて、我が家の構成は私、子供3人(15歳・8歳・5歳)、実母の5人です。

子どもたちは唐揚げ・お寿司・ラーメンが大好きです。

母は「肉でも魚でも何でも食べなきゃ!」という考え。

でも大多数はこの考えだと思います。

かつては私もそうでした。

好き嫌いなく何でも食べてほしいと思ってました。

花を愛でる息子

好きか嫌いかではない

私は肉を嫌ってるわけではありません。

肉は大好きでしたし、小さい頃は両親と行った「ステーキ宮」で食べたステーキが衝撃の美味しさで、月1で行くのがご褒美でした。

魚もそうです。

寿司は大好きなので今も子どもたちとよく行きます。

私は何でも食べれるけれど、なるべく控えているんです。

だってそれは殺された動物だから。

私達はそれを「私達のために命をくれたんだから残さず美味しく食べましょう」と言って「命を頂いて」います。

では動物たちは私達のために喜んで命を捧げてくれているのでしょうか?

「どうぞ私達を食べてください」と言ってるのでしょうか?

動物は喋ることができませんので分かりませんが、絶対言ってないと思います。

言葉は分かりませんが、その気持ちは目に現れています。

興味があればYouTubeで「vegan animal rights」で調べてください。

食肉になるために動物たちがどれだけ苦しんで、どんな扱いを受けているか観ることができます。

これはすごく残酷ですし観てて気持ちの良いものではないので、あまりおすすめしません。

動物たちの苦しみをぜひ想像してみてください。

じゃあ家族も同じ考えなの?

いいえ、違います。

正直私の母と子どもたちは、veganのこともよく分かっていません。

母はあまりこだわりがないですが、たまーに「焼肉が食べたい」って時があります。

魚はボケ防止の観点から積極的に食べてますね。

子どもたちは唐揚げ、ハンバーグ、もちろんお寿司も大好き。なんでも食べます。

スーパーで売ってる肉=テレビとかで見る牧場の牛や鶏とは思ってないわけです。

畜産業はどんなに動物に優しく大切に育てたって、最後は殺すんです。

あまり苦しまない方法で、とか言ってるけど結局は殺してるんです。

残酷な現実はNetflixでもyoutubeでも探せばいくらでも観れますので、興味ある方はどうぞ。

ゆるveganの食生活

さて、ここまで長くなってしまったので実際に私がどんなことを実践しているかは第2弾に続こうと思います。

ポイントは「頑張らなくてもゆるくていい」ということ。

完璧にveganを目指すことをすすめてるわけではありません。

ただ今より少しだけ、動物を食べることを減らしてませんかという提案です。

動物性を減らしたからってなにか不都合が起こるわけでもありません。

むしろ節約になるし、なによりも健康的になれるのです。

あなたも少しづつでいいので、食生活を変えていきませんか?

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