こんにちは、ひいたです。
今回はチャールズ・M・シュルツ著、谷川俊太郎訳、枡野俊明監修の
「自分を受け入れるスヌーピー 色々ある世界を肯定する禅の言葉」を紹介します。
まず禅とは「精神を統一して心理を追求する」つまり自分自身の真実を探すことだそうです。
ん、難しいですか?
まあ、そう気負わずに聞いてください。
スヌーピーと愉快な仲間たちがゆるく教えてくれます。
刺さる言葉
見てもらいたい言葉はたくさんあるのですが、多すぎるので
今の私に刺さった言葉たちを紹介していきますね。
犀の角のように ただ独り歩め
「孤独は、多様性社会で自己確率するための大切な時間」
学校や会社など集団のなかにいると、たまに疲れてしまいます。
家に帰ってほっとしたり、私は家もにぎやかなので会社の駐車場に停めてある車に戻るとほっとします。
家族といても楽しいけど、やっぱり私は一人の時間が好き。
それは家族がいなきゃいいということではないんです。
家族や友人といても楽しいけれど
ずっと誰かといると自分を見失いそうで。
というのは誰かといるときの自分って、偽りの自分だったりするからです。
おもしろくないのに笑ってみたり、話したくないけど相手しなきゃだったり。
そんなんばっかりだと疲れてしまうし、
周りが騒がしいと周りに気を取られ深く考えられなくて、考えがまとまらない気がします。
だから私はひとりの時間が好きです。
一笑千山青、喜色動乾坤
「困難はハハハハ!と大きく笑い飛ばして切る抜ける」
「明るい表情は、社会を明るくして行く力を持つ」
子供を育てるなかで大切にしてることがあります。
それは「笑い」です。
いや、みんなでコントするわけではありませんよ。
辛いこと、嫌なことがあっても笑っていよう
生きるなかであまり信条のない私ですが、これだけは自分の中で決めていました。
笑うと体の中の細胞にもいいのか、若返ったり元気になるそうですね。
長男が入院中もなるべく笑わせていました。
安閑無事
「何事もないことに感謝の気持を持ち、分かち合う」
息子が病気が分かってからほとんど病院だったし
退院しても、いつまた入院になるかビクビクしてました。
移植手術を終えて今、こうやって家族5人で過ごせることにすごく幸せを感じています。
毎日姉弟げんかしたり、いたずらしたり
何事もなく暮らせていることに感謝しています。
しかし、そんな日が毎日続くとさすがにキレて叱ってしまいますが
こうやって叱れるのも子どもたちが健康だからだなあと思うとありがたみを感じるのです。
そして私は毎晩怒鳴っているのです…
幸せだなあ(涙)
男女論ずることなかれ
「性別や年齢ではなく、ひとりの人として」
これはもう子供たちに対しての言動を改めたい私にグサっとくる言葉です。
私も疲れてくると(特に夜とか)心に余裕がなくて怒鳴ってしまうこともあります。
しかし友人や、例えばいとこの子供に対してそんなことするでしょうか?
自分の子供でも私とは別の人間
敬意を持って接したいものです。
正しいことを言っているのに、子供だからって言うことを聞かない
大人の男だからえらい、みたいに考えてる人いたなぁー
元夫2よ、あなたですよ
悟無好悪
「人に対しても、どんなことに対しても、先入観を持たない」
これも私の心が痛い。
人の噂話をきいて、「あの人は怖い人だ・厳しい人だ」とどんな人かを決めてしまう。
初めて会う人のその日その時の言動を見て
「こーゆう人だ」と決めてしまう。
その日たまたま具合が悪かったり、機嫌が悪かったりしただけかもしれないのに。
(そもそも機嫌の悪さを態度に表すような人は苦手ですが)
人の噂や、一回会っただけで人の良し悪しを決めつけない
ということを自分に言い聞かせました。
子供たちにも、周りの人を色眼鏡で見ないようにしてほしいなぁ…
一人行棒 一人行喝 総不親
「あなたと違う正しさを持つ人がいる」
まぁこれも元夫2に対して思うことです。
私の普通は、元夫の普通ではなかったと。
元夫的には正しいことを言って私や子供を諭していたつもりかもだけど
私からしたら「ん?」と思う事はたくさんありました。
そこで2人で話し合って、お互いの違いを認めて、
どうすり合わせていくか話し合えればよかったのだけど
それができなかったんですよねー
元夫は主張ばかりで、私の否定ばかりしてました。
今となっては変わらず同じ職場で働き、存在は確認できるので、
昔の嫌な思い出とかフラッシュバックする時もあるけど
だからと言ってムカつくとか、嫌いとか
そーゆう感情ではなく
「次女の父親」として認めている感じです。
息子の父親でもあるけど、息子の病気のことであれこれ言われたから息子の父親としては認めたくない笑
つい先日、子どもたちと本屋さんに行って爆買いしてきたのですが、そのときに長女が
「私これ欲しいんだよねー」と指さしたのがこの本でした。
「え、ママこれ持ってるよ」
「マジ?ちょうだい」(貸してではないのがポイント)
ちょっと嬉しい瞬間でした。